昨日今日と花巻では、賢治学会春季セミナー「宮沢賢治と温泉」が開かれているところですね。賢治も温泉も好きな私としては、参加できずに残念です。
一方、当サイトでは、「歌曲の部屋」に「ポランの広場 (旧校本全集版)」をアップしました。
現在も人気の根強いこの曲が、『【新】校本全集』において、題名が「〔つめくさの花の 咲く晩に〕」に変わっただけでなく、そのメロディーにも大幅な変更がなされたことについては、以前に「『【新】校本全集』における歌曲の校訂について」という記事で述べました。
今回は、私なりの思い入れを持って、旧版の方の楽譜にもとづいた演奏データを作成してみました。例によって歌声は VOCALOID で、伴奏の方は「アコーディオンと鉄琴だけ」という単純なものです。
同時に、podcast でも同じデータを MP3 で公開しました。下記からは、直接 MP3 がお聴きいただけます。
つめくさ
hamagaki様いつも素敵な歌をありがとうございます。
楽しみにしていた「ポランの広場(旧校本全集版)」が聴けて幸福な気分(温泉気分?)です。
昨夏の「サッポロの広場」歩きも懐かしく思い出されます。
hamagaki
つめくさ様、こんばんは。
今回は温泉には行けませんでしたが、今年中には花巻のどこかの温泉に行って、「水をのまずに酒を呑む…」といきたいところです。
ところで、先日『未だ見ぬ親』の記事に載せた口絵に対して、「ヴァイオリン弾きの太一(レミ)」と評していただきましたが、たしかに演奏している前で犬や猿たちが興じているところ、まさに「ゴーシュ」のもとを訪れた動物たちと重なりますね。
ご示唆をありがとうございました。