「歌曲の部屋」に、 VOCALOID 版の「弓のごとく」と「けさの六時ころワルトラワラの」 をアップしました。前者はそれほどでもないのですが、「ワルトラワラ・・・」の方は、いかにも外国人が唄っているという雰囲気です。
賢治の作品や生涯/ハイパーリンクされた詩草稿/賢治の歌曲/全国の文学碑…
「歌曲の部屋」に、 VOCALOID 版の「弓のごとく」と「けさの六時ころワルトラワラの」 をアップしました。前者はそれほどでもないのですが、「ワルトラワラ・・・」の方は、いかにも外国人が唄っているという雰囲気です。
ワドドーン
あまり関係のない内容で申し訳ないのですが、原文に「ワルトラワーラ」とある
にも関わらず、「ワルトラワラ」の表記で引用されたりすることが多いことに
違和感を感じています。「ワルトラワラ」と表記されている理由について、
何かご存知であればご教示ください。
hamagaki
ワドドーン様、コメントをありがとうございます。
この歌の出典の、少年小説「ポラーノの広場」のテクストにおいては、ミーロが歌っている場面の描写では、「けさの六時ころ ワルトラワーラの……」と書かれているのに対して、歌い終わった後に山猫博士は、「今朝ワルトラワラの峠に電気栗鼠など居た筈はない」と、いちゃもんをつけています。
すなわち「原文」では、「ワルトラワーラ」と「ワルトラワラ」の二種類の表記があるわけです。
二種類になっている理由としては、本来の地名としては山猫博士が言っているように「ワルトラワラ」だけれども、それを歌うとなると、旋律に合わせて音節を伸ばす箇所もあるので、ミーロの歌の描写としては「ワルトラワーラ」になっていると解釈するのが、自然だと思います。
たとえば、滝廉太郎の「花」という歌でも、楽譜上の歌詞は「はるのうらーらーの すーみーだがわ」と表記されていますが、歌詞を引用する際には、「春のうららの 隅田川」とするようなものかと思います。