普代村文化講演会2026

 来たる9月20日(日)に岩手県普代村で、文化講演会「詩と歌でつながる、ふだいと百年前の賢治の世界」が開かれます。
 当日は、私が「賢治と三陸の女性たち─生涯四度の三陸旅行とその作品─」と題した講演をさせていただき、地元の合唱団によって「敗れし少年の歌へる」「発動機船 一」が披露されます。
 下のチラシは、クリックすると別窓で拡大表示されます。

普代村文化講演会チラシ

日時:2026年9月20日(日) 午後2時~3時30分(開場午後1時半)
場所:普代村自然休養村管理センター
参加費:無料(当日直接会場へお越し下さい)
主催:普代村教育委員会
後援:宮沢賢治学会イーハトーブセンター、三陸ジオパーク推進協議会
問合せ:普代村教育委員会 生涯学習係

 昨年に続いて2回目の講演ですが、前回は1925年の賢治の三陸行から百周年ということで、特にこの旅行に焦点を当てて、お話しいたしました。今回は、それも含めた賢治の生涯四度の三陸旅行を総覧し、その各々において出会った女性の姿に、注目してみます。

① 盛岡中学の修学旅行(1912年5月)
② 東海岸実業視察団(1917年7月)
③ 真冬の単身三陸行(1925年1月)
④ 妹たちとの八戸旅行(1926年8月)

 「賢治と女性」というのはあまりメジャーなテーマではありませんが、その晩年の作品の中には、薄幸の女性を描いた独特の一群があります。それらの発想の源には、上の三陸旅行における体験もあるのではないかと、個人的には感じているのです。
 詳細は明らかでない賢治の三陸旅行について、残された資料も参考に、いろいろと想像してみたいと思います。

 一方、賢治の三陸体験にもとづいた二曲の合唱曲は、昨年「発動機船 一」の方は公開初演となりましたが、今回は「敗れし少年の歌へる」とともに、あわせてお聴きいただきます。

 ご都合がつきましたら、ご来聴いただければ幸いです。