12月10日に「宮沢賢治と奈良」講演会

 来たる12月10日(土)に、奈良県大和郡山市の額安寺において、奈良テレビ放送の報道デスク・小池重二さんによる講演会「宮沢賢治と奈良」が行われます。(下記チラシ画像をクリックすると、別ウィンドウで拡大表示されます。)

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 小池重二さんは、奈良テレビ放送の「ゆうドキッ」「ならフライデー9」などの番組で、ニュースやトピックの解説を担当しておられますが、個人的に宮沢賢治に関するご造詣が深く、これまでも奈良県内の話題と関連させる形で、賢治の作品や生涯を紹介するコーナーを何度か企画し、放送しておられます。
 今年の1月には正月飾りの「しめ縄」にちなんで、賢治が農学校の授業で「しめ縄は雲と雨と稲妻を表現し、豊作への祈りが込められている」と述べたことから賢治と奈良の縁を紹介されたり、8月には奈良県内の風の祭りや伝説の話から「風の又三郎」に話をふくらませたり、という内容でした。

 それらの企画に際し、私の方から情報や写真を提供させていただいたご縁で、今回の講演会のご案内を頂戴した次第です。

 宮沢賢治はその生涯において、1916年(大正5年)の盛岡高等農林学校修学旅行の時と、1921年(大正10年)の父と二人の関西旅行の時と、二度にわたって奈良を訪ねています。
 今回の小池さんのお話では、とりわけ大正10年の方の旅に注目し、奈良における足どりや、賢治の信仰、教師への道、保阪嘉内との関係などにも触れられる予定ということです。

 参加費(拝観料・資料代含む)は1,000円で、聴講をご希望の方は、上のチラシに記入して額安寺にFAXをしていただくか、電話による申込みをしていただけばよいということです。

 私は残念ながら参加できないのですが、番組では紹介できなかった詳しいお話をご披露いただけるということで、関西在住で賢治に関心をお持ちの方には、お勧め申し上げます。

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