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盛岡に来ました

 朝10時に起きると、今日はいい天気。マンションの窓から外を眺めれば、連休で間延びしたような京都の路地を、たくさんの人がぶらぶらと歩いています。
 私は、ちょっとあれこれ準備した後、昼下がりに特急「はるか」に乗って、夕方に関西空港に着きました。空港のテレビを見ると、阪神は中日に大量リードですね。

関西空港から

 風のために関西空港を少し遅れて離陸し、7時前に花巻に降り立ちました。あと、盛岡まで新幹線で行って、駅前のホテルに投宿。
 荷物を置いて身軽になってから、大通り2丁目の「南部百姓家」に行って、「どぶろく」を飲み、八戸産の「馬刺し」やら三陸の「ウニ卵とじ」などを食べました。下の写真は、この店に来ると私はいつも注文する、「いかの沖漬け」です。

 いかの沖漬け(南部百姓家)

 さて明日は、天気さえ許せば、あの憧れの「外山」に行ってみようと思います。

 外山の四月をあなたは見なかったでせう。
 ゆるやかな丘の起伏を境界線の落葉松の褐色の紐がどこまでも縫ひ、黒い腐植のしめった低地にはかたくりの花がいっぱいに咲きその葉にはあやしい斑が明滅し空いっぱいにすがるらの羽音大きな蟇がつるんだまゝのそのそとあるく。すこしの残雪は春信の版画のやうにかゞやき、そらはかゞやき丘はかゞやき、やどりぎのみはかゞやき、午前十時ころまでは馬はみなうまやのなかにゐます。(保阪嘉内あて書簡[162]より)