【先人からの伝言】宮沢賢治篇

 少し前に、旭川の石本裕之さんからご連絡があり、朝日新聞札幌支局から取材を受けて、賢治に関する記事が近々紙面に掲載されるとのことでした。
 このたび1月10日付けで、その記事が Web 上でも見られるようになっていました。

 これは、新年企画【先人からの伝言】という連載記事の一環で、今年の7月に「洞爺湖サミット」が開かれることと関連させ、北海道にゆかりのある先人たちを取りあげて、その言葉や人生の軌跡から、現代の北海道への「伝言」を聴こうという試みです。
 今回、その第8回として取りあげられたのが、「宮沢賢治」でした。賢治は、北海道へは旅行で3度訪れただけでしたが、クラーク博士や知里幸恵などと並んで、今回の企画の「先人」の一人の選ばれたのです。背景には、「北海道の賢治」に関する、石本さんたちのこれまでの粘り強い研究やPR活動の成果もあったでしょう。

 記事には、詩「札幌市」や「オホーツク挽歌詩群」の話題、一昨年に廃線となった北見の「ふるさと銀河線」の話題などがあり、美しい写真も掲載されています。

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