JR田沢湖線小岩井駅の前に、「小岩井農場」の一節を刻んだ詩碑が建立され、昨日その除幕式が行われたということです。
こちらのページからは、IBC岩手放送によるそのニュースが見られます。右上の方にある というところをクリックすれば、TVニュースの映像も視聴できるようになっています。
その映像から見ると、今回詩碑に刻まれたテキストは、「小岩井農場・パート一」内の
汽車からおりたひとたちは
さつきたくさんあつたのだが
みんな丘かげの茶褐部落や
繋(つなぎ)あたりへ往くらしい
西にまがつて見えなくなつた
という箇所のようですね。
新たな賢治詩碑の誕生はちょっと久しぶりだと思いますが(「敗れし少年の歌へる」以来かな?)、私にとっては今度の連休の課題がまた一つできてしまいました。
ついでに、最近の賢治関係のニュースを振り返ると、次のようなものが個人的に気になっています。
-
賢治の銅像建立 花巻農高100年で
(除幕式は、今年の賢治忌《9月21日》の予定) -
「マヂエル館」開設 材木町の光原社で
(賢治直筆「浮世絵広告文」などを常設展示) -
「みやもりホール」落成 賢治と遠野との関わり展示
(沢里武治氏の息子さんから寄贈された書簡などを、来年3月まで展示)
コメント