今日は夕方から、「風の又三郎~朗読とプチアコーディオンの音色~」と題した朗読会を聴きに行ってきました。
朗読は、宮沢賢治の作品をライフワークとされているフリーアナウンサーの星野祐美子さんで、「プチアコーディオン」という珍しい楽器の演奏は、石田靖さん。「プチアコーディオン」というのは、1オクターブ余りしかない、ほんとうに可愛らしいアコーディオンでした。星野さんは一方では、‘mes amis(メザミ)’という朗読ユニットによる活動もされています。
会場は、もともと古い木造の小学校で、現在は「京都芸術センター」としてリニューアルした建物。その中の「大広間」と言って、数十畳もある畳敷きの空間に、座布団を敷いて朗読を聴きました。明治2年にできたという小学校の、「折上格天井」や座敷飾りの付いた広間も、圧巻でした。
それにしても、童話「風の又三郎」は、全編通して朗読すると2時間もかかるものだったのですね。星野祐美子さんも、「一度、全編を聴いていただく機会をもちたかった」とのことで、ノスタルジックな空間と音楽に支えられた、素晴らしいひとときでした。
朗読で聴くと、賢治によるさまざまな自然描写のみずみずしさが、またいっそう新鮮に響くものです。
8月4日には、「京都こども文化会館」において、やはり星野さんと石田さんによる、「親子向け」の同作品郎朗読プログラムも行われます。チラシは、こちら。
雲
京都では、いろんな催し物が、あるんですね。
場所も、知らない所が、いっぱいで、豊富そうですね。
でも、目移りしそうですね。