宮澤賢治の詩の世界

　8月16日の京都は、「五山の送り火」です。午後8時から点火され、ふだんよりも明かりが落とされた街の空に、30分ほどのあいだ浮かびます。そのはかなさが、またよいのでしょうね。
　私の家からは、左写真のように「大文字」だけがかろうじてビルの間を通して見えます。だいぶ右横の方から見ているので、ちょっとつぶれていますが。

　去年の今日は、まだ明るい時間でしたが、平泉で束稲山に刻まれた「大」の文字を見たのでした。

　今日は日中に、書かなければならなかった原稿を何とかだいたい仕上げ（たことにし）たので、明日の午後にはちょっと東京へ行ってきます。