「物見崎」アップ/ドラマ「銀河鉄道に乗って」

 新コーナー「経埋ムベキ山。 」の各論第二弾として、「物見崎」をアップしました。ここでは、 この山の近所に住んでいた教え子や、童話「ざしき童子のはなし」 との関連についても考察することになりました。

 午後にたまたまTVをつけていたら、「銀河鉄道に乗って」というドラマが面白くて、最後まで見てしまいました。 秋田県の農村のアマチュア劇団が世代交代の時期を迎え、若い配役で「銀河鉄道の夜」をミュージカル仕立てで演じようとしているところに、 ジョバンニ役をやる女の子の母親(娘を捨てて駆け落ちして、東京でプロの女優になっていた)が突然帰ってきて・・・というような筋立てです。
 劇中劇として挿入される「銀河鉄道の夜」もなかなかよく、「帰ってきた女優」役の田中好子も好演でした。 どうしようもなく我儘なカマトトぶりっ子でいて、時に怖いほどの演技力を発揮する、という田中好子でしたが、彼女にひそかに思いを寄せる 「鳥捕り」役が、「種山ヶ原」を何度かオカリナで演奏するのもよかったです。
 このドラマにおける劇団のベースになっているのは、秋田県田沢湖町を本拠としている「わらび座」で、そのミュージカル「銀河鉄道の夜」は、 現在公演中のもののようですね。