Google Maps API の練習のようなつもりで、「大正期花巻の鉄道路線図」という地図を作ってみました。と言っても、「岩手軽便鉄道」の「似内」あたりまでと、「花巻電鉄(鉛線・花巻温泉線)」の一部を、Google Map による現代の花巻の地図に重ねてみた、というだけですが。
しかし、賢治の時代には、花巻の町なかを、けっこう鉄道が行き交っていたという雰囲気が感じられます。地図をマウスでドラッグして動かしたり、左上の「コントロール」部の[+][-]ボタンで縮尺を変えたりして、あれこれお試し下さい。
少し縮尺を上げて線路を追ってみると、「鉛線」の跡などはかなりの場所で、今でも細い道路となって生き残っているのがわかり、興味深いものです。
たとえば、下の写真は今年の3月に写したものですが、鉛線で「西花巻」の方から「西公園」駅に到着する直前あたり、坂を下って現在の「県道12号線」に合流するところです。昔はこの道を、電車が走っていたわけです。
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