神戸の信時哲郎さんから、「近代文学ページ」の「文語詩稿 五十篇」評釈を更新したと、ご連絡をいただきました。今回はその「七」として、「著者」「〔ほのあかり秋のあぎとは〕」「〔毘沙門の堂は古びて〕」「雪の宿」「〔川しろじろとまじはりて〕」という5つの作品について詳細な解説が付され、これで50篇のうち35篇までの評釈が、サイト上で読めるようになりました。
私のような素人が、難解な賢治の文語詩を曲がりなりにも鑑賞できるのは、このような専門家の方々のお仕事があってのことで、その困難な峰々をお一人で着々と踏査して行かれる姿は、麓から仰ぎ見ても頼もしいかぎりです。
たいへんな作業と思いますが、「五十篇」「一百篇」の完成を、楽しみにお待ち申し上げています。
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