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賢治の他界観の変遷図

 4月7日の「宮沢賢治研究会」での発表「宮沢賢治の他界観―その非仏教的側面と現代的意義」まで1週間を切り、スライドと配付資料の準備に追われているところです。新たなブログ記事を書く時間もありませんので、本日はそのスライドの中の1枚、「トシ追悼過程における他界観の軌跡」を、GIFアニメーションにしてご紹介します。

 トシ追悼過程における他界観の軌跡

 1922年11月から1924年7月までの期間の、トシのことを扱っていると推測される17の口語詩を、その背景に想定される他界観に従って、分類・配置してみたものです。
 賢治がイメージしていたトシの行方は、仏教的な「超越他界観」から始まって、まもなく非仏教的な「山上他界観」や「海上他界観」を行きつ戻りつするようになり、最終的には「隣接他界観」に至る、という軌跡になっているのではないのかというのが、私の論旨の一つです。