今日は、鈴木憲夫憲夫作曲「雨ニモマケズ」を podcasting で公開する作業などをしていました。
ところで、WBCの余韻がまだ醒めやらぬ今日この頃ですが、甲子園では3月25日の鵡川高校(北海道)戦に続いて、今朝の明豊高校(大分)との対戦でも、花巻東高校が4-0で快勝しました。何よりも、左腕エースの菊池雄星君のピッチングが快進撃の原動力で、1回戦の鵡川戦では、ストレートは最速150km(阪神スカウトのスピードガンでは152km)を記録し、また切れのよいスライダーがビシビシと決まって、8回まで鵡川打線をノーヒットに抑える圧倒的な内容でした。
鵡川というと、「北のイーハトーブ」と言われる穂別の隣町で、現在は2町が合併して「むかわ町」になっています。私が何年か前に穂別を訪ねた途中、鵡川駅前の小さな食堂に入ると、鵡川高校の甲子園での活躍を報じる古びた新聞記事が、壁に貼ってあったことを思い出します。ちなみに鵡川という川はシシャモの名産地で、シシャモはむかわ町の「町魚」にも定められています。このような縁から、野球における鵡川高校の打線は「シシャモ打線」と名づけられているということですが、これに対抗して花巻東高校の打線は、「小ぶりだけど切れ目がない」ということで、「わんこそば打線」を標榜しているとか…。(^_^)
それにしても、高校生のピッチャーが150kmの球を投げるなんて、一昔前にはなかったことで、なおかつスライダーを武器にするなどとは考えられもしませんでした。高校野球というと、ストレートとカーブの組み合わせというのが当たり前で、あの江川卓でもそうだったと思います。高校球児が本格的なスライダーを操るようになったのは、松坂大輔以降の世代でしょうか。
今日の明豊高校は、菊池雄星君をかなり研究もしてきていたようで、9安打は打たれましたが、ランナーを出してからも絶妙のコースに決まるストレートが効果的で、得点を与えずに抑え切ったところが、また非凡な感じでした。
また次の試合が楽しみです。
こんなすばらしい投手が、阪神タイガースに入ってきてくれればよいのですが…。
lent
道産子のlentとしてはもうすこし、「ししゃも」にがんばって欲しかったところです。菊池投手はカープも狙っているようです。lent的にはカープに入ってほしいなあと思いますが・・・・。カープはタイガースに選手取られっぱなしですから。ところで菊池君て、どこの生まれなのでしょうか。岩手だといいのですが・・・。
hamagaki
lent さま、お久しぶりです。コメントをありがとうございます。
ところでカープ様には、以前から本当にお世話になっておりまして、タイガースファンとしてはいつも感謝しております。
菊池君も、まずはカープで実力を付けてプロの大投手となっていただいて、FA を取得したらタイガースに来ていただくということでもよろしいのですが…、などと勝手なことを言っていると、またカープファンに怒られてしまいますね。お許し下さい。(^^;
菊池君は、中学は盛岡市立見前中学の出身で、「盛岡東リトルシニア」というチームに所属していたようです。岩手出身なのだろうと推測します。
lent
そうですか、野球留学生ではなかったのですね。結構、結構。
また勝ちましたね。
今日先発で投げてホームランを打った猿川君もいい選手ですね。何しろ名前が岩手っぽいところがいいです。
明日は岩手vs宮城の戦いですね。ほぼ「私立高等学校野球大会」化している甲子園ですから、県立の奮闘を期待しています。
それと、菊池君、三振を取るたびに見せる派手なガッツポーズは、来年プロ入りして赤いユニフォームを着るまでとっておいたほうが好感度アップするような。
hamagaki
lent 様、またまた勝ちましたね。
嬉しくて思わず記事の方でも、しょうもないエイプリルフール・ネタをアップしてしまいました。(^^;
菊池君のガッツポーズは、ご指摘のようにかなり多彩で派手ですね。とにかく天真爛漫に、おのずとエネルギーがあふれ出てしまうように見えます。
それは確かに「ハンカチ王子」のように、適量の「はにかみ」を漂わせた方が、国民的好感度はアップするのかもしれませんが…。