このところ、異様に長い記事が続いて、見ていただいている方も辟易されていることと思いますので、本日くらいは爽やかに・・・。
「種山ヶ原森林高原へ」というブログを、私は以前からひそかに楽しませていただいているのですが、ここはページを開くたびに、種山ヶ原の四季の移り変わりをリアルタイムに体験できます。最近ではとくに、牛崎敏哉さんが講演された「研修会「宮澤賢治と種山ヶ原」」のエントリーにおける写真が、ほんとうに素晴らしかったですね。うっすらと岩手山の姿も見えていました。
あと、昨日の記事に関連して「賢治の事務所」の加倉井さんが、「緑いろの通信11月6日」において、宗教や超自然的現象と自然科学を渾然一体として扱おうとするのは、賢治独自の傾向というよりも、一種の「時代精神」だったのだろうと解説して下さいました。まさに、ご指摘のとおりだと思います。
20世紀前半というのは、量子論、相対性理論、不確定性原理など、内容的にはちょっとした心霊術なんかよりよっぽど常識的感覚からは信じがたい「オカルト的」な事柄が、次々に「科学」として脚光を浴びていったのですから、超能力くらい証明されても何の不思議もないような雰囲気があったのかもしれませんね。
happyisland
hamagakiさん、はじめまして!不躾ながらトラックバックさせていただきました。
実は、僕自身も本サイトを以前から拝見させていただいておりました。本当に素晴らしいサイトでご紹介いただき、感無量です(T_T) ←男泣き。ブログをやっていた甲斐がありました。
僕自身は、宮沢賢治のことをあまり知りません。ただ、その世界に惹かれるばかりです。今後とも本サイトを通じて、賢治の世界に少しでも踏み入れられたらと思っています。
今日は種山で散策会を開きました。天候は生き物のように移り変わり、物見山山頂では突風にさらされました。参加者からは、「風の又三郎に出逢った!」という声も聞かれました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたしますm(__)m
hamagaki
happyisland さん、はじめまして。コメントおよびトラバありがとうございます。
貴ブログでは、ほんとうに美しい写真の数々を堪能させていただいています。
私は、京都というかなり遠い場所に住んでいるのですが、これまで物見山(種山)にも三度ほど登る機会がありました。一度は、コッテージにも泊まってみましたが、残念ながらまだこれまで、ここから岩手山を拝むことはできていません。
いつか、種山から岩手山と早池峰山を展望するという、「賢治三山」のトライアングルをなしとげたいものだと思っています。
今後も、よろしくお願い申し上げます。素晴らしい自然の紹介を楽しみにしています。
賢治の事務所員
浜垣さま
遅くなりましたが、ご紹介いただきありがとうございました。今後も星や天文を通じて新たな「時代精神」の発掘を楽しみたいと思います。
hamagaki
賢治の事務所員さま
コメントをありがとうございます。
私の勝手な議論に対して、いつも暖かくかつ科学的なご指摘をいただき、感謝しております。
『通俗電子及び量子講話』(ジョンミルス原著・寮佐吉訳)は、じつは私もこの春に国会図書館で閲覧しようとしたのですが、この本は「行方不明」になっているとのことでした。
たとえ国会図書館でも、そんなこともあるんですね。
今後とも、よろしくお願いします。