種山ヶ原紹介ブログなど

 このところ、異様に長い記事が続いて、見ていただいている方も辟易されていることと思いますので、本日くらいは爽やかに・・・。

 「種山ヶ原森林高原へ」というブログを、私は以前からひそかに楽しませていただいているのですが、ここはページを開くたびに、種山ヶ原の四季の移り変わりをリアルタイムに体験できます。最近ではとくに、牛崎敏哉さんが講演された「研修会「宮澤賢治と種山ヶ原」」のエントリーにおける写真が、ほんとうに素晴らしかったですね。うっすらと岩手山の姿も見えていました。

 あと、昨日の記事に関連して「賢治の事務所」の加倉井さんが、「緑いろの通信11月6日」において、宗教や超自然的現象と自然科学を渾然一体として扱おうとするのは、賢治独自の傾向というよりも、一種の「時代精神」だったのだろうと解説して下さいました。まさに、ご指摘のとおりだと思います。
 20世紀前半というのは、量子論、相対性理論、不確定性原理など、内容的にはちょっとした心霊術なんかよりよっぽど常識的感覚からは信じがたい「オカルト的」な事柄が、次々に「科学」として脚光を浴びていったのですから、超能力くらい証明されても何の不思議もないような雰囲気があったのかもしれませんね。