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「農民芸術概論綱要」木柱

1.テキスト

われらに要るものは銀河を包む透明な意志巨きな力と熱である

2.出典

「農民芸術概論綱要」

4.所在地

花巻市桜町4丁目 羅須地人協会跡

(注: 2010年に「花南地区コミュニティ会議」によって行われた「宮沢賢治詩碑周辺整備事業」によってこの木柱は撤去され、現在はありません。)

5.碑について

 木塔は、有名な「雨ニモマケズ」詩碑と向かいあって、詩碑前広場の東南の隅に立っています。

 賢治が生活していたこの高台の広場から見わたすと、木塔の後ろには、北上川の河畔の段丘が広がっています。上の写真は、2001年の賢治祭の日に写したものですが、田んぼはすっかり黄金色に色づいていました。
 写真で、奥の方に向かって延びる農道の突き当たりの近くに、むかし賢治が耕していた畑があったということです。あの有名な黒板の「下ノ畑ニ居リマス」と いう書き置きで指している、「下ノ畑」です。
 ここには現在、「賢治自耕の地(下ノ畑)」という標識が立っています(下写真)。