賢治祭まで2週間

 朝晩はめっきり涼しくなり、公園の虫の声もにぎやかです。

 賢治祭まであと2週間となり、「宮沢賢治記念会」のサイトで当日の予定を眺めて、あれこれ想像をめぐらしています。定番となった演目もいろいろありますが、私にとって今年の期待は、何と言っても「藤原真理チェロ演奏」です。

 藤原真理さんといえば、「風のかたみ~宮澤賢治へのオマージュ」というCDがありました。しかし私自身にとっては、もう20数年も前のことになりますが、大学のオーケストラをやっていた時に、藤原真理さんをソリストに迎えて、ドヴォルザークのチェロ協奏曲で共演させていただいたことがあったのです。あの当時、若くて素敵だった真理さんに、久々に生でお目にかかることができたら・・・と思うと、今から心が躍ります。

風のかたみ~宮澤賢治へのオマージュ 風のかたみ~宮澤賢治へのオマージュ
藤原真理 三上明子 板倉康明
コロムビアミュージックエンタテインメント 2004-12
Amazonで詳しく見る

 ところで賢治祭が近づくとともに、9月23日に行われる「賢治研究発表会」も迫ってきています。
 7月末までに、400字以内の発表要旨提出して審査を受け、次に8月末までの締め切りで800字以内の会場資料用原稿を書いて送り、今度はもういよいよ本番です。今日から、ぼちぼちとパワーポイントでスライドを作りながら、発表用の原稿を書きはじめてみました。
 私の発表は、「『黒と白との細胞』による千億の明滅」というタイトルで、名前からわかるように、「詩ノート」の「〔黒と白との細胞のあらゆる順列をつくり〕」という作品に関するお話です。

 当日までにちゃんとでき上がるかな・・・と心配していますが、まあ17日・18日と連休もあることですしね。