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「春と修羅」の日

 4月8日は、「春と修羅」がスケッチされた日です。この作品名を、 賢治は処女詩集のタイトルともしましたし、さらに後の未刊の詩稿を、同名の「第二集」「第三集」と呼びました。作者にとってこの一作が、 いかにモニュメンタルであったかということを、うかがわせるのではないかと思います。
 仏教ではこの日は釈迦の誕生日で、花祭りなどがおこなわれます。また民俗学辞典によれば、この日を期して山の神は山に、田の神は田に、 それぞれが宿ると信じられ、それを祀ることがおこなわれていたようです。

 私は、たまたま当日に気がついた年には、「春と修羅」を開くことにしていました。