一九二四、一〇、二六、
(よしそんならこんどは天狗問答で行かう)
(何をか辞せん)
(鈴蘭馬喰まず
その実兎眼に似たり
牧野これに仍て窮す
救治それ如何)
(牧を廃して園となす)
(園観多きを加ふ
これ即ち不詳なるを如何)
(海を以て牧をなす)
(何の獣かよく海に育す)
(鯨)
(鯨肉人賞せず
鯨乳人見るなし)
(育種之を改む)
(爾徒に妄語を玩びて
以て大人を翻らうす
看よ看よ
爾が頭上天蓋既に燃えたり)
(瓜哇の僭王胡瓜を啖ふ)
(風の王位に即くものは誰ぞ)
(adagio は弦にはじまる)
(風に鉱質の二色性あり)
(冠毛燈! ドラモンド燈!)