雲の鎖とむら立ちや

   はた森森のしろけむり   

   さもまがつみをはなるゝと

   鳥は南へ渡るなれ

   まなこのきはみ水無し田の   

   白き空穂のなかにして   

   翁瞳をうつろにして

   かなしく風を見まもりぬ

 

 


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