朝
一九二六、九、一三、
霧が深くて手が凍えるな、
馬がびくっと
ももをうしろへ引きつけるのは
木のゆれるのとおんなじさ
縄をなげてくれ縄を
雲がどんどん刻ける時分
みんなで萱をいっぱい刈って
祭りみたいに帰って来やう
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