まばゆき夕陽の色なして

   一つの息に一年は

   わが上方を過ぎり行く

 

   まどろみ過ぐる百年は

   醒めての時

        といづかたぞ

 

   いまわれやみてわがいのち

   いつともしらぬ

        今日なれば

 

 


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