休息
一九二四、四、一〇、 風はうしろの巨きな杉や わたくしの黄いろな仕事着のえりを つぎつぎ狼の牙にして過ぎるけれども わたくしは白金の百合のやうに ……三本鍬の刃もふるへろ…… ほのかにねむることができる
風はうしろの巨きな杉や
わたくしの黄いろな仕事着のえりを
つぎつぎ狼の牙にして過ぎるけれども
わたくしは白金の百合のやうに
……三本鍬の刃もふるへろ……
ほのかにねむることができる
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