著者

   

   造園学のテキストに、   おのれが像を百あまり、

   

   著者の原図と銘うちて、  かゝげしことも夢なれやと、

   

   青き夕陽の寒天や、    U字の梨のかなたより、

   

   革の手袋はづしつゝ、   しづにをくびし歩みくる。