私たちが大島で泊まった宿は三原山の山麓にあるので、窓の外には、原生林のような森と、太平洋が見えます。「maShio」というゲストハウスですが、料理もおいしく、 とても親切にしていただきました。
さて、出発の日の今日は風が強く、海もかなり波が高いようです。朝食をとりながら見おろすと、
広い海原に白い波頭がたくさん動いています。
今の時代には、「火の島」
に歌われているように「海鳴りのとゞろく日は/船もより来ぬ」とまではなりませんが、 それでもこのような日は、
定期便の発着港がいつもの元町港ではなくて、もっと北東寄りで山かげにある、岡田港に変更になるのだそうです。
朝食を終えると小さな山道を越えて、岡田港までバスで行きました。港では、あたりの海を少し見たり、
屋台のサザエの壺焼きをつまんだりして、お昼すぎに汽船で大島を後にしました。高速船は波を突っ切って進み、見る間に島は小さくなります。
連休でごったがえす熱海に着くと、なにか現世に戻ってきたような感じがしました。気温は25度を越え、日差しも夏のようです。 新幹線で京都に到着すると、こちらもまたすごい人混みです。
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