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水と空気

 また久々に、トップページに詩の一節を載せました。もちろん物理的には、 水のほうが空気よりも密度は大きいわけですが、賢治はある種の空気と水との間に独特の感覚を持っていたようで、この作品以外にも、 「〔水よりも濃いなだれの風や〕 」とか、 「空気の透明度は水よりも強く」(「風の偏倚」)とか、「せいしんてきの白い火が/ 水より強くどしどしどしどし燃えてゐます」(「コバルト山地」)などの表現があります。