安岡章太郎『鏡川』

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 大みそかと元日・2日は仕事も休みでした。前半は四国の高知に「帰省」していて、この間に 安岡 章太郎 氏の『鏡川』 という小説を読みました。高知を舞台にした話で、哀感とともに飄々とした味のある作品です。時代は幕末から明治~大正頃なのに、 なぜか私までもが郷愁を感じました。

 昨日のウィーン・フィル「2001年ニューイヤーコンサート」は、アーノンクールを指揮者に迎えて、 例年とは違った緊張感と新鮮味にあふれる演奏でしたが、最後の「美しく青きドナウ」に至って、 いつものうっとりするような響きが帰ってきました。思い返せばこの曲は、映画「2001年宇宙の旅」のなかで、 何度も美しく流れていたものです。

 今日は、京都の北の方にある「鞍馬温泉」というところに行ってきました。銭湯みたいに日帰りです。 お湯につかったあと温泉の食堂で遅い昼ごはんを食べながら、テレビで「箱根駅伝(往路)」を見ました。