賢治学会春季セミナー(1)

 夕暮れの花巻空港に着くと、思いもかけずあたりはいちめん雪景色でした。
「月の惑みと/巨きな雪の盤とのなかに/あてなくひとり下り立てば…」(「三三八 異途への出発」)。